協力型助成:助成カテゴリー一覧

国際NGO助成

世界各地の自然保護問題の解決のため、海外の地域において、住民や行政組織、民間企業、科学者等と接点を持ち、既に活動実績のあるNGO団体と当財団が連携し、助成を行うものです。

対象団体

  • 国際的に自然保護活動を行っているNGO団体で、日本に拠点があること。
  • または、海外拠点がない日本国内のNGO団体で、海外のNGO団体や、現地の行政機関、市民団体、地域住民らとともに海外での自然保護活動をしていること。
  • 日本語でのやり取りが問題なく行えること。
  • 海外の地域における自然保護活動の豊富な経験を有していること。
  • 日本の法律に基づく法人格を有していること。

※日本に拠点のないNGO団体は申請できません。

内容

申請団体が実施しているプロジェクトの中で、新たに認識された自然保護問題を解決するための活動費や調査・研究費の助成を行います。

助成金額

プロジェクトの計画段階で、その内容をあらかじめ当財団職員と協議した上で、助成申請金額を決定し、申請していただきます。
上限金額は定めておりませんが、100万円/年規模を目安にご検討ください。

学協会助成

日本国内の学協会における、自然保護問題を取り扱う委員会あるいはワーキンググループ(以下、WG)が行う自然保護活動を支援する助成プログラムです。

対象団体

  • 日本学術会議協力学術研究団体である学協会、あるいはそれに準ずる学協会における、自然保護問題を取り扱う委員会、または WG。
  • 自然科学系の学協会だけでなく、人文社会科学系の学協会で環境教育等を取り扱う委員会およびWGも含まれる。
  • その存在が、業務執行組織(理事会等)において認められていること。
  • 構成員によって会合、研究発表などの形で実質的な活動が継続的に行われていること。

申請は、その団体として行って下さい。

内容

専門的な知識を活用した以下のような自然保護活動が助成対象となります。

  • 地域の団体や住民と協働して行う希少種の調査や保護活動
  • 自然環境の保全と地域産業等の活性化の両立を目指した活動
  • 地域住民主体で自然保護活動を行えるよう促すセミナーやワークショップ等の普及活動

対象地域は、日本国内外を問いません。
活動を実施するための調査・研究がプロジェクト内容に含まれるのは構いませんが、学術研究のみを目的としたプロジェクトは助成対象となりません。
地域との協働に欠け、専門的な知見を提供するのみのプロジェクトは、助成対象となりません。

助成金額

1件あたりの上限金額は100万円/年です。

国際的プログラム

世界自然遺産、ユネスコエコパーク、世界/日本ジオパーク、ラムサール条約登録湿地、世界/日本農業遺産など、国際的プログラムの登録地、認定・認証箇所において、プログラムの趣旨に賛同して行われている国内の自然環境保全を目指した活動等を支援します。これらの国際プログラムへの登録、認定、認証を目指している団体の活動に対しても助成を行ないます。

対象プログラム

  • 世界自然遺産
  • ユネスコ「人間と生物圏(Man and the Biosphere)計画」の生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)
  • 世界ジオパーク/日本ジオパーク
  • ラムサール条約登録湿地
  • 世界農業遺産/日本農業遺産
  • その他、これらに準じた国際的な自然環境保全を目的としたプログラム

対象団体

上記対象プログラム (1)~(6)において、

  • 登録、認定、認証されている地域の団体
    • 各地域の管理団体
    • 各地域で自然環境保全のための活動を行っている団体
    • 上記の団体のネットワーク組織
  • 登録、認定、認証を目指している地域の団体
    • 国際プログラムへの登録、認定、認証を目指している地域の管理団体
    • 各地域における管理団体の立上げまたはネットワーク組織の構築を目指している団体

申請の際、対象団体に該当するか不明な場合は、お問い合わせください。

助成金額

1件あたりの上限金額は100万円/年です。


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