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自然保護助成基金からの情報を掲載します。

助成成果報告書 第31号 公開のお知らせ

2022年10月18日

助成成果報告書第31号を、J-STAGEへ掲載しました。

今号では、26団体の皆様の成果を掲載しております。各助成団体の成果を是非ご覧くださいませ。

J-STAGE
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/pronatura/list/-char/ja
※冊子の発行はございませんので、ご了承ください。

第8期協力型助成 募集開始

2022年10月3日

第8期協力型助成の募集を開始します。
本助成は、当財団が助成金を提供するにとどまらず、独自の視点やネットワークを生かし、採択団体とともにプロジェクトの達成を目指していく助成プログラムです。
また自然保護だけでなく、地域の様々なステークホルダーが主体となり、持続可能な地域の発展を目指すプロジェクトを支援します。
該当する団体の方はぜひご応募ください。

■スケジュール

募集期間:2022年10月3日~2023年1月5日
助成期間:2023年4月1日~2024年3月31日

■助成カテゴリーの概要

・国際NGO助成・・・世界各地の自然保護問題の解決のため、海外の地域において様々なステークホルダーと接点を持ち、活動実績のあるNGO団体が行う自然保護活動に対する助成
・学協会助成・・・日本国内の学協会における、自然保護問題を取り扱う委員会あるいはワーキンググループが行う自然保護活動に対する助成
・国際的プログラムに関する助成・・・国際的な自然保護プログラム(世界自然遺産、ユネスコエコパーク、世界/日本ジオパーク、ラムサール条約登録湿地、世界/日本農業遺産など)に登録されている(あるいは登録を目指している)国内の地域における、自然環境保全活動に対する助成

■募集要項および 申請書類

以下のリンクにアクセスし、各種書類をダウンロードしてください。

応募締切は、 2023年1月5日(木)です。
以下アドレスへ申請書類を添付し、ご提出ください。
office@pronaturajapan.com

 

申請に関するご相談・お問い合わせは、下記よりお願いします。

https://www.pronaturajapan.com/consultation/index.html#mail

皆様のご申請、お待ちしております。

第33期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成 助成先決定

2022年9月27日

2022年9月26日の臨時理事会において、第33期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成の助成先が下記の通り決定いたしました。今期の応募件数は89件、採択件数は26件でした。

多くのご応募、誠にありがとうございました。

採択プロジェクト一覧(敬称略)

国内研究助成(採択件数10件、応募件数51件、採択率19.6%、¥9,950,000)

申請団体 申請者 タイトル(期間) 助成額
根室半島自然史研究グループ 冨士田 裕子 北海道根釧地域の湿原における植物相・植生・環境の特異性解明と保全への提案 (2年) ¥1,000,000
キノボリトカゲ防除研究会 保田 昌宏 外来キノボリトカゲの新しい防除方法の開発と検証 (2年) ¥1,000,000
ツシマヤマネコ保全生態研究グループ 中西希 対馬におけるニホンジカの個体数急増が絶滅危惧種ツシマヤマネコの生息環境に与える影響 (2年) ¥1,000,000
防風林の生物多様性研究グループ 速水 将人 防風林を活用した絶滅危惧チョウ類アサマシジミ北海道亜種の生息適地の創出 (2年) ¥1,000,000
渡り鳥ノジコ保全研究会 出口翔大 絶滅危惧種ノジコの「中池見湿地」以後の渡りルートおよび越冬地の解明 (2年) ¥970,000
北教大-神戸大水環境チーム 今村彰生 絶滅危惧種ニホンザリガニの個体群存続条件の可視化と保全への適用 (2年) ¥1,000,000
ダイトウコノハズク保全研究グループ 澤田 明 アクセスしにくい地域でも希少動物の詳細な繁殖記録を: トレイルカメラを用いた繁殖調査手法の検討 (1年) ¥1,000,000
伊豆大島ハナワラビ研究グループ 石井 壮佑 外来種キョンの食害より絶滅の危機に瀕する伊豆大島固有種ミドリハナワラビの生息状況調査 (1年) ※条件付き採択 ¥980,000
地下性昆虫保全研究グループ 柿添 翔太郎 地下環境に生息する昆虫類の遺伝資源収集と遺伝的多様性の解明 (1年) ¥1,000,000
大阪府植物誌研究会 横川 昌史 標本に基づく大阪府の絶滅危惧植物の総点検と生育状況の把握 (2年) ¥1,000,000

国内活動助成(採択件数5件、応募件数17件、採択率29.4%、¥4,170,000)

申請団体 申請者 タイトル 助成額
エラブオオコウモリ保全・啓発活動プロジェクトチーム 山 口 英 昌 生息地住民による国内希少野生動植物種エラブオオコウモリの広域的な保全・啓発活動 ¥1,000,000
特定非営利活動法人バードリサーチ 植田 睦之 日本の越冬鳥類の分布変化についての報告冊子の作成 ¥610,000
島嶼生物多様性保全ネットワーク 山田 文雄 世界自然遺産登録地域の琉球列島の生物多様性保全のためのペット飼養実態把握と適正飼養管理への普及啓発 および政策提言 ¥1,000,000
水田の保全生態学グループ 大庭 伸也 過疎農村地域の溜池のコイの除去と水田整備による希少水生昆虫の保全 ¥690,000
公益財団法人沖縄こどもの国 金尾 由恵 世界自然遺産「奄美とやんばる」の自然を学ぶ ¥870,000

国内活動助成【地域NPO活動枠】(採択件数3件、応募件数5件、採択率60%、¥2,860,000)

申請団体 申請者 タイトル 助成額
小笠原野生生物研究会 薮内 良昌 父島におけるグリーンアノールの駆除活動 ¥1,000,000
特定非営利活動法人 徳之島虹の会 政 武文 世界自然遺産の島“徳之島”における,自然環境保全活動リーダー人材育成 ¥1,000,000
自然回復を試みる会ビオトープ孟子 坂本 雅城 孟子不動谷を生き物・歓声いっぱいのにぎやかな谷に復元・保全 ¥860,000

海外助成(採択件数3件、応募件数4件、採択率75%、¥3,000,000)

申請団体 申請者 タイトル 助成額
NPO法人エコ・地域文化研究会 高橋和也 ベトナム国ゲアン省における貴重有用植物黄花ツバキの保全 ¥1,000,000
日越大学気候変動開発プログラム 生態系保全グループ Luu Viet Dung 藻類はベトナム北部のマングローブ生態系を救うか ¥1,000,000
MACH-METRI Gonzalo Fuenzalida チリの赤潮による貝毒調査と海洋環境被害の緩和策の提示 ¥1,000,000

特定テーマ助成①「絶滅が危惧される植物(種あるいは群生地)の保全に関する研究」
(採択件数3件、応募件数6件、採択率50%、¥2,970,000)

申請団体 申請者 タイトル(期間) 助成額
茨城県生物多様性保全研究グループ 伊藤 彩乃 世界的な分布南限地において危機的状況にあるオオウメガサソウ(絶滅危惧種)の保全に関する研究 ~そのルーツと繁殖生態を解明する~(2年) ¥1,000,000
ヒメタツナミソウ研究会 山本 将也 ゲノムワイド情報を用いた国内希少野生動植物種ヒメタツナミソウのクローン構造解析(1年) ¥1,000,000
離島植物研究会 岡﨑 純子 分布南限集団におけるキキョウ科ツリガネニンジン類の訪花昆虫相と種子生産(2年) ¥970,000

特定テーマ助成②「プラスチックが生物多様性に与える影響についての調査・研究」
(採択件数2件、応募件数6件、採択率33.3%、¥3,870,000)

申請団体 申請者 タイトル(期間) 助成額
駿河湾流れ藻マイクロプラスチック研究会 廣瀬 慎美子 駿河湾内の流れ藻及び流れ藻に集まる生物とマイクロプラスチックに関する研究(2年) ¥1,870,000
オーストンウミツバメ保全研究グループ 寺嶋 太輝 オーストンウミツバメの海洋プラスチック摂食および利用海域に関する研究(2年) ¥2,000,000

 

第33期PNF助成先一覧(PDF)

2022年度緊急助成 採択案件と募集終了のお知らせ

2022年7月15日

2022年度の緊急助成として、以下プロジェクトを採択いたしました。

テーマ:岡山県鏡野町白賀渓谷における生物多様性に関する緊急総合調査

団体名:東中国山地自然史研究会

代表者名:西本 孝

助成金額:100万円

 

こちらを以って2022年度の緊急助成の募集を終了いたします。

応募をご検討の方には申し訳ございませんが、ご理解とご了承の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

次回募集は2023年4月となります。またのご相談お待ちしております。

第33期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成 募集終了のお知らせ

2022年7月15日

第33期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成の応募は、7月14日(木)に締め切りました。

沢山のご応募を頂きまして、誠に有難うございました。

結果につきましては、審査委員会を経て9月末頃にこちらのページにてお知らせいたします。

どうぞ宜しくお願いいたします。


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