お知らせ一覧
自然保護助成基金からの情報を掲載します。
Pro Natura News No.33掲載について
2023年11月15日
当財団のニュースレター「Pro Natura News (プロ・ナトゥーラ・ニュース)No.33」
を発行しました。
今回は財団創立30周年を迎えて5名の方からご寄稿いただいています。
また、財団と所縁のある地として、対馬の自然保護を取材しました。
是非ご覧ください。
助成成果報告書第32号 公開のお知らせ
2023年10月31日
助成成果報告書第32号を、J-STAGEへ掲載しました。
皆様の成果を掲載しておりますので、是非以下URLよりご覧ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/pronatura/32/0/_contents/-char/ja
第34期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成 助成先決定
2023年9月26日
2023年9月26日の臨時理事会において、第34期プロ・ナトゥーラ・ファンド助成の助成先が下記の通り決定いたしました。
今期の応募件数は135件、採択件数は31件、採択金額は3,599万円でした。
多くのご応募、誠にありがとうございました。
なお、今年度より不採択理由の開示は行いませんので、ご了承ください。
採択プロジェクト一覧(敬称略)
国内研究助成(採択件数15件、応募件数63件、採択率23.8%、¥14,990,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル(期間) | 助成額 |
ミヤマシジミ里の会 | 宮下 直 | ミヤマシジミとツツザキヤマジノギクの「最後の砦」を保全・再生するための研究(2年) | ¥1,000,000 |
琵琶湖流域生態系保全研究グループ | 奥田 昇 | 琵琶湖固有魚ニゴロブナの母田回帰を指標とした生息地ネットワーク評価と里湖のつながり再生(2年) | ¥1,000,000 |
ニホンザルの保全と管理を目的としたワーキンググループ | 森光 由樹 | 九州管内で絶滅が危惧されているニホンザルの分布調査と保全地域個体群の抽出 (2年) |
¥1,000,000 |
南西諸島マドボタル研究チーム | 立田 晴記 | 国内外来種ヤエヤママドボタルの分布拡大プロセスの推定および防除に向けた基礎研究(2年) | ¥1,000,000 |
非営利活動法人 小笠原海洋島研究会 | 井上 正隆 | 国内希少野生動植物種オガサワラハンミョウの減少要因解明のための基礎調査 (1年) |
¥1,000,000 |
森林珪華環境研究グループ | 久保田 彩 | 日本固有の生態系「森林珪華」を保全・保護するための基礎科学研究(2年) | ¥1,000,000 |
奄美群島コウモリ研究グループ | 牧 貴大 | 奄美大島に生息する洞窟棲の絶滅危惧コウモリ類保全に向けた基礎調査(2年) | ¥1,000,000 |
浅間山カモシカ研究会 | 髙田 隼人 | 減少が続くニホンカモシカ個体群の高精度なモニタリングの手法の確立(1年) | ¥1,000,000 |
動植物共生系保全研究グループ | 山口 万里花 | イワボタン列の遺伝的多様性の保全に向けた、イワボタン列-クチナガハバチ属共生系の実態調査(2年) | ¥1,000,000 |
京都東山のカエル保全対策研究グループ | 大越 香江 | 京都近郊の庭園におけるカエルの種多様性に影響する要因の解明と保全対策 (2年) |
¥1,000,000 |
九州カンムリウミスズメ保護研究グループ | 山口 典之 | 希少海鳥カンムリウミスズメの保護増殖に関する研究 ー大規模捕食被害からの回復を助けるー(2年) | ¥990,000 |
社叢の生物多様性と文化の保全研究グループ | 前迫 ゆり | 30by30をめざす社叢の生物多様性および文化的サービスの研究:OECM認定推進に向けて(1年) | ¥1,000,000 |
亜熱帯水族寄生虫学研究グループ | 上野 大輔 | 南西諸島産希少サワガニ類に共生するヤドリイツツノムシ類の保全に向けた研究 (2年) |
¥1,000,000 |
森林生態学研究室 石灰岩植生チーム | 芝 里万杜 | 土壌発達段階による土壌理化学性と石灰岩植生の制限要因の変化(1年) | ¥1,000,000 |
石川県立大学 能登半島トキ研究グループ | 上野 裕介 | 本州でのトキ野生復帰に向けた社会・生態学的アプローチによる能登半島の現状評価と保全策の提案(2年) | ¥1,000,000 |
国内活動助成(採択件数5件、応募件数15件、採択率33.3%、¥4,330,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル | 助成額 |
きしわだ自然友の会 | 柏尾 翔 | 南大阪産陸・淡水産貝類に関する普及用教材の作成とその活用 | ¥1,000,000 |
伊豆諸島植生研究グループ | 上條 隆志 | 伊豆諸島の自然保護のための普及冊子「伊豆諸島の生き物の生態・進化・保全」の刊行 | ¥350,000 |
西宮市立山口中学校モリアオガエル保存会 | 岡 敏行 | 絶滅危惧種モリアオガエルの保護と水環境保全プロジェクト | ¥1,000,000 |
甲州昆虫同好会 | 渡邊 通人 | 国内希少野生動物種2種(アカハネバッタとコヒョウモンモドキ)の南限生息地における保全活動 | ¥1,000,000 |
公益財団法人沖縄こどもの国 | 金尾 由恵 | 世界自然遺産「奄美・やんばる・西表」の自然を学ぶ | ¥980,000 |
国内活動助成【地域NPO活動枠】(採択件数3件、応募件数3件、採択率100%、¥3,000,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル | 助成額 |
特定非営利活動法人 小笠原野生生物研究会 | 薮内 良昌 | 父島におけるグリーンアノールの駆除活動 | ¥1,000,000 |
NPO法人 信州ツキノワグマ研究会 | 瀧井 暁子 | 絵本とカルタで楽しく学ぶ信州のツキノワグマ | ¥1,000,000 |
特定非営利活動法人おきなわ環境クラブ(OEC) | 立田 亜由美 | ラムサール条約登録湿地「漫湖」周辺の自然再生エリアにおける調査発見型環境学習プログラムの開発と提供 | ¥1,000,000 |
海外助成(採択件数2件、応募件数18件、採択率11.1%、¥1,980,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル | 助成額 |
コロンビア・アマゾン野生動物管理研究グループ | Juanita Gómez | コロンビア・アマゾンにおける野生動物資源に対する価値観の分析と共同管理構築への支援 | ¥1,500,000 |
国際環境NGO FoE Japan | 三柴 淳一 | インドネシアの天然林減少につながる森林伐採メカニズム解明プロジェクト | ¥480,000 |
特定テーマ助成①「絶滅が危惧される植物(種あるいは群生地)の保全に関する研究 ・活動」
(採択件数3件、応募件数11件、採択率27.3%、¥5,820,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル(期間) | 助成額 |
対馬植物研究会 | 鈴木 浩司 | 対馬に生育する希少植物種の現状調査と保全のためのガイドブック作成(2年) | ¥1,870,000 |
湿地送粉生態研究グループ | 渡津 友博 | 絶滅の危機に瀕した湿地性植物の夜間を含めた訪花昆虫の解明(2年) | ¥1,950,000 |
カエデ国際保全グループ | 佐伯 いく代 | No Maple No Life! 絶滅が危惧されるカエデの保全状況の評価と国際連携活動の推進(2年) | ¥2,000,000 |
特定テーマ助成②「島の自然環境についての基礎調査」
(採択件数3件、応募件数25件、採択率12.0%、¥5,870,000)
申請団体 | 申請者 | タイトル(期間) | 助成額 |
与論島陸水生物保全研究グループ | 藤田 喜久 | 鹿児島県与論島の陸水環境に生息する希少生物の保護・保全に関する基礎研究 (2年) |
¥2,000,000 |
八重山諸島・半自然草地調査研究グループ | 武生 雅明 | 八重山諸島石垣島・西表島における半自然草地のフロラ・植生基礎調査研究 (2年) |
¥1,870,000 |
島嶼陸産貝類研究会 | 平野 尚浩 | 沖縄島の小規模属島における陸産貝類の種多様性把握と貝食性侵略的外来種の分布調査(2年) | ¥2,000,000 |
第9期協力型助成の募集休止のお知らせ
2023年9月26日
毎年10月より協力型助成の募集を行っておりましたが、
今年度の新規募集は助成事業の見直しに伴い休止することとなりましたので、
お知らせします。
今後、より良い助成事業運営を行っていけるよう、検討して参ります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。